日々の暮らし

兵庫県加西市にある酒蔵『富久錦』さんに行ってきました

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富久錦さんの美味しいお酒と出会う

今年の夏、父の入院や手術でばたばたしていた時に

助け舟を出してくれた友人が、お家でごちそうしてくれました

『やわらか搾り ゆず酒』を炭酸割りで

普通、ゆず酒というとホワイトリカーで手作りしたりしますが

富久錦さんでは、日本酒で作られています

しかも、使われている原料は、地元のお米と地元のゆずです

連日の綱渡りで、心も身体もへとへと・・・

そんな時に出会った、ゆず酒

少し甘くて、炭酸も心地よくて、ほ~~っとため息がでました

疲れてくると

「美味しい」とか、「きれい」とか

「楽しい」とか、分からなくなる時がありませんか

「忙しい」という字は、「心を亡くす」と書きます

文字通り、心が動かなくなっていたのかもしれません

そんな時に、美味しいお料理と美味しいお酒をごちそうになりました

ギリギリの状態で出会ったので、忘れられないお酒になりました

ゆず酒と再会

お世話になった友人と久々に再会できました

コロナの影響で、お互いになかなか遠慮して会えなかったのですが、

何のめぐりあわせか、とんとんと話が進んで、再会!

会おうと思ってもなかなかタイミングが合わないのに

今回はすんなり

小さな喫茶店で遅めのモーニング(これまた、最高でした!)

おばちゃんが切り盛りしている、小さな喫茶店なのですが

田舎独特ののんびりペース(褒めてます。絶賛です!)

「ふつう」に暮らしていると忘れてしまう、のんびりとした時間の流れ

生活とか、命って、ゆっくりしているものなんですよね・・・

お客さんとおばちゃん店長さんの掛け合いも素敵でした

ふんわり、ほこほこした気持ちになっていたら

「富久錦行きましょうか?」とお誘いいただき、ふらり~

併設された『ふく蔵』では、骨董展もあって

見るものすべてが心に優しくしみました

秋の冷たく澄んだ空気の中に、焚火のにおいや

風が紅葉した草木を揺らす感じ

都会の喧騒もなく、ゆっくりと時間が流れ

静かな静かなところでした

お店に一歩入って、「ゆず酒」と再会してしまいました!

いろんな偶然と必然が重なって、今日、再会できたんだな~

と、喜びとはまた違う、心にじわじわしみてくる感覚・・・

何と呼べばいいのかわからないのです

心がゆるめば、身体もゆるむ

いろんな思い出とともに、心地よい時間

忘れられない人やお酒との再会

張りつめているつもりもなかったのですが、やはりほっとゆるんだ気がします 

コロナの影響で、人と会うのを躊躇してしまう時があります

でも、会う人には会うものなのですね~

そして、大切な人と実際に会うって

すごく大事なことだと改めて気づかされました

自由に会えない時間があったからこその気づきかもしれないし

緊張の連続だったからこその、穏やかな時間かもしれない

ピリピリ、ヒヤヒヤしながら日々を過ごしていると

心も身体もかたくなります

心も身体も疲れてしまいます

心と身体はつながっています

だからこそ、できるアプローチもあるんですよ

心が固まってしまったとき、身体から整えることができます

身体が固まってしまったとき、心から整えることができます

どちらの可能性も人間には備わっています

絡まってしまった糸を解くのは容易ではありません

でも、もともと1本の糸だったのなら、必ず解けていきます

自分で自分の心や身体にブロックをかけないようにしたいですね

「こんなに硬くなってしまったら無理」

「こんなに絡まってしまったらほどけない」

「もう年だからあきらめる」

わりと、何もしないうちからブロックをかけてしまいがちですが、

そんなことは、本当はないのかもしれません

すべての糸が解けるとも思っていないし、

すべての硬さがほぐれるとも思っていませんが、

心がゆるめば、身体もゆるむ

身体がゆるめば、心もゆるみます

本格的な冬を迎える前に

立冬が過ぎましたから、暦の上では冬です

しかし、まだ秋の気配も残っています

本格的な真冬よりは、日中過ごしやすい日もあります

もうすぐ、12月がきます

気ぜわしく、あわただしい雰囲気になってしまいます

気温もどんどん下がってしまいます

そんな本格的な冬を迎える前に

少し身体を動かしてみることをおすすめします

身体を動かすと、硬さがほぐれます

良い景色をみたり、触れたりすると

心がゆるみます

人が多いところへのお出かけは、まだ難しいですが

ふらりと、何もない、誰もいない

秋だけがいるところを探してみてくださいね