呼吸法と瞑想

コロナ禍で感じる「落ち込み」を東洋医学でのりこえる

コロナは、「Covid-19」と言われています。

発見されたのが、2019年の終わりだったからですね

現在、2022年3年目に入りました

これは、日本だけでなく全世界共通です

地球上にいるすべての人々が試練の中にいます

気分が落ち込む

何も気力が湧いてこない

と感じられている人も多いのではないでしょうか

今回は、気分の「落ち込み」について考えます

もくじ

何に落ち込んでいるのか

改めて問い直したことはありますか?

自問自答でいいので、すこし時間を取って

ゆっくり自由に考えてみてください

答えなんてでなくて良いんです

コレがしんどいんだよね〜

もう◯◯したくないのに…

多忙で寝ても覚めても疲れが取れない

などなど、人の数だけ落ち込みの原因があります

人から見たら「大したことない」かもしれませんが

私にとって重大であれば、落ち込んで当然なんですよ

遠慮も比較もいらないので

思う存分自由に吐き出してみてくださいね

紙に書いてみるのも良い方法ですね

後で見直してもいいし

ぐちゃぐちゃに丸めて捨てても良い

一度、自分の外に出してみることは大切です

体調が良くない

コロナ禍ですので、少し体調を崩すだけでも

精神的に追い詰められます

医療機関もいつもとは緊張感が違います

気軽に受診できないこともストレスのもとですね

持病のある方は、受診を淡々と続けておられると思います

それは、素晴らしい努力なのです

決して当たり前のことではありません

御自分を褒めてあげてくださいね

体調が良くないときには、受診をためらってはいけません

「医療機関の負担になる」

「もっと大変な人もいる」

「このくらいはガマンできる」

「家族のことがあるから、私は後回しで良い」

真面目で、控えめで、気を遣うタイプの方は

要注意ですよ

周りの方が気をつけてあげてくださいね

国の無策による苦しみ

・経済

散発的、場当たり的に「まん防」が出されて

そのたびに振り回されますね

根本的な経済の立て直しの兆しが見えないままです

でも、いろんな方法があります

生き延びましょう

私は専門家ではありませんが

SNSやネットで検索してみてください

煮詰まる前に

煮詰まってから支援につながるのは

とても大変です

差しのべられた手を掴む気力があるうちに

支援を求めてください

生きていれば、いろいろなんとかなる

・育児

保育園が休園になったり

学校が突然お休みになったり

子どもたちを安全に預かってもらえる場が

すごく少なくなっています

小さな子とお家の中で閉じこもることの

危険性について、軽視されがちです

一番近くにいて、小さな弱い存在と

保護する人が、利益相反関係に

簡単に陥ってしまいます

頑張らなくて良いですよ

サバイバルしてください

食べる、寝る、最低限の清潔保持

これさえできていれば、100点です

大変だと思ったり、イライラしたり

とても辛くなってしまったりするのは

あなたが弱いからではありません

状況が逼迫しているせいです

色んな所に吐き出してくださいね

気分転換も安全が確保できていたら

ゆったりして大丈夫ですよ

東洋医学からみる「落ち込み」とは

気分が落ち込んでいる

しんどくて動けない

東洋医学では「気虚」といいます

いろんな原因で「気虚」は起こります

「気」は「気力」みたいなものでしょうか

身体を動かしたり、あたためたり

心を動かしたりもします

これが、減ってしまう状態が「気虚」

身体の中に「気」がいっぱいで膨らんでいる

そして、「気」が減ってしまえばしぼんでしまいますね

気力が減りすぎて、動けないという状態です

西洋医学では「慢性疲労症候群」でしょうか

身体に異常が無いのに、

ぐったりして動けない

集中力が続かない

気分が塞ぐ、落ち込む

などの症状があります

対処法を紹介

絶対に避けてほしい対処法としては

『運動』です

ガシガシ筋トレしたら治る

怠け癖だ!身体を動かしたらいい!!

みたいな人のアドバイスは、少し聞き流していいでしょう

無理なものは無理なのです

軽い「不安」や「いらいら」みたいなものは

お散歩して、気を散ずれば良くなることもあります

でも、気分の落ち込みで「東洋医学」までたどり着く人は

かなりお辛い状況だと推察します

まずは、減ってしまった「気」を補うのが

よろしいかと思います

瞑想・呼吸法

スピリチュアルな響きを敬遠される方もおられます

でも、少しだけお時間ください

目を閉じて、横になっていても、座っていても大丈夫です

穏やかに目を閉じて、呼吸に意識を向けてみてください

いろんな思考が浮かんできても

水底から気泡が水面に上がっていくイメージで

ゆっくりと手放し、見送ります

5分行うだけでもスッキリとしてきます

呼吸も咳き込まない程度に

ゆっくり、深く、細く、長く

おこなってみてくださいね

お薬ほどの劇的な効果はないかもしれませんが

副作用もなく、心と身体がゆっくりと整っていきます

推しを探す・推し事をする

大好きなものを考えると心が温かくなります

大好きなことを考えるだけでも笑顔になれます

あなたは、何がお好きですか?

自分が好きなものがわからなくなるほど

お忙しくされていた方もおられます

忘れてきた「大好き」を

落としてしまった「大好き」を

拾い集めましょう

昔聞いた曲、好きだったアイドル

ハマったドラマ、読みあさった本…

違うものを拾ってしまうときもあります

でも、いろいろ拾い集めていると

「見つけた!」「再会できた!」にきっと出会えます

一つでも見つかったら幸せですね

「推しは 推せるときに 推せ」

という言葉を送ります😆

楽しんで、好きを好きでいられることは

無機質な部屋に一輪花を飾るくらい

すごいインパクトありますよ

「気」を補う

「気」って使うと減るんです

でもね、ある程度は補充できるんですよ

いくつか方法があるのでご紹介します

①無理な運動を避ける

先程もご消化しましたが、しんどいことは避けましょう

身体を動かすと「気」が動き消耗します

汗をかくと、「気」を消耗します

②暖かくして過ごす

身体を温めるためにも「気」は消費されます

ただでさえ減ってしまっているところを

冷やしてしまったら

ますます、消費が激しくなってしまいます

冬はもちろんですが

夏もエアコンの冷たい風にはご注意ください

あと、食べ物、飲み物にも気をつけます

できるだけ体温より温かいものをとるようにします

水分補給は大切ですが、冷たいお水を

ガブガブ飲むのはおすすめできません

③漢方

これは、具体的なお薬名を出してオススメしてしまうと

薬事法とか医師法とかに抵触するので

薬剤師さんやお医者様に処方をお願いしてください

中国や韓国では、コロナの治療や後遺症にも

漢方が積極的に使われているようです

煎じ薬のイメージもありますが

今は顆粒のお薬もたくさんあります

それぞれの暮らしや体調、体質に合わせて

使ってみると良いですよ

お薬でなくても、薬効のあるお茶やハーブティー

お手軽なレトルトの薬膳も探せば出てきます

④お食事

気力、体力の源は、お食事です

お食事を取れていない方は

病院の受診をオススメします

気力や体力が落ち込んでいるときには

濃い味付けのものや消化の負担になるものは避けます

「元気のないときは焼肉!!」は

かえって疲れてしまいそうです

あっさりとした味付けのもの

果物や煮物、おかゆをオススメします

温かいものをとっていただきたい

鍋料理を常におすすめしております

お野菜たっぷりにして、薄味で

シメは、「おじや」です

私の対処法をいくつか

私自身が試してみて、今も続けていることを

いくつかご紹介します

合うもの、合わないものあるとおもいます

ご自分にあったものを試してみてくださいね

では、お食事からの続きでもありますが

「落ち込み」がつらいときには

お酒、甘い物、間食は避けて

消化器を休めるようにしています

消化器官は、私が「何もしていない」ときにも

静かに働き続けてくれています

できるだけ負担を減らすようにしています

そして、身体と心を温める

それはもう、ありとあらゆる手段を用いて(笑)

音楽(アンビエント、自然音、懐かしく感じる歌など)

絵画、小説、写真(苔、空、虹など)

足湯、お風呂、湯たんぽ、お灸…

あとは、瞑想と呼吸法ですね

そのままリラックスして寝てしまっても良い

くらいの気持ちで行っています

まとめ

「落ち込み」は身体の中の「気」が

消耗してしまい、しぼんだ状態

「気」は、消費しない、補う、大切にする

古くから伝わる先人の知恵をかりて

瞑想や呼吸法、食養生、漢方などを

体質や体調に合わせて組み合わせてつかってみる

好きなことを、うきうきしながらやってみる

一つでも、お役に立てることがあれば幸いです

心も身体もケアすれば、こたえてくれます

気持ちや体の調子が落ち込んだときは…

真面目な人ほど、自分を責める傾向があると思います

努力が足りないとか

他の人はもっと頑張っているのに…とか

全くそんな事はありません

事態は地球規模の大災害です

あなたは弱くありません😊

「まずは鍼灸を!」と、言いたいところですが

残念ながら、コロナ禍ですので

対面での施術をストップしています

いつ終わるかもわかりませんが

4月…5月…くらいには、復帰できると信じています

ご一緒に乗り越えられますように✨🙏✨

施術を再開することができたら

一番に鍼灸をおすすめします🥰