学校はどうなっているのか?対応が遅い💢
保健所に電話しても対応してもらえない💢
上司からは、テレワークではなく出社を命じられる💢
この生活がいつまで続くのか💢
などなど、一人一人感じておられることは違えど
何かしら「怒り」を感じておられる方も
多いのではないでしょうか?
感情が動くことは自然なことですが
・自分の感情に気づき、俯瞰してみる
・身体への影響を知っておく
・対処法が分かる
ところまでお伝えできれば
怒りに振り回されることなく
大変なコロナ禍、第6波を
乗り越えていくことができると思います
もくじ
東洋医学からみる「怒り」
「怒りが湧き上がる」とか「頭にくる」
という言い方がありますね。
そうなんです。怒りって上に上がってくるものです
顔を真っ赤にして、青筋を立てて怒っている人
頭に何か、集まって溜まってそうですね
もう一つ、「腹が立つ」とも言います
怒っている人の脇腹は固く張っています
「肝」が張って立ち上がっていると思われています
心と身体への影響
心は、イライラ、プンプン、爆発しそうですね
怒りに心が支配されてしまうこともあります
怒りが暴走し始めると、
石ころに躓いても、外が寒くても
何にでも腹が立ってしまいます
身体への影響はどうでしょう?
心拍数と血圧は上がりそうです
グッと拳を握りしめて、
身体を硬直させているかもしれません
筋肉は固く固まってしまいます
そのため疲れやすくなったり
肩こりや筋肉痛を感じることもあります
東洋医学では、肝は「目」と関係があります
目のトラブルとしては
目がしょぼしょぼしたり
視力の低下、かゆみ、充血
目の腫れ、クマができるなどです
そろそろ花粉も飛び始めていますから
怒りを身体の中に溜め込んでしまうと
目の症状が強く出ることがあります
日常の中でできる対処法
怒りに振り回されているばかりでは
日常生活に支障が出ますし
快適とは言い難い
「怒り」を感じるようなできごとは起こります
それでも、私自身を健やかに保てるように
できるだけのことをしていきましょう
「肝」で燃え上がった火が
「心」に延焼する前に…
ツボ
身体には、怒りを感じて反応するツボがあります
怒りは「肝」と関係しています
足の親指、足の甲にあるツボをおします
ピンポイントで押すことは
日常生活では難しいですし
難しいからといって何もしないほうがよくない
なので、ゆるく足マッサージをオススメします
足湯などをしてしっかり温めたあとや
お風呂上がりなど
冷えに気をつけながら行います
お気に入りのオイルやクリームをつけて
足の裏や足の甲、指、足首くらいまでを
優しく、丁寧に、マッサージしてみてください
痛いのは強すぎです
気持ち良い、心地よい刺激にとどめましょう
食べもの
「肝」は「酸味」を好むと言われています
酢の物、今の時期なら「ゆず大根」はいかがですか?
旬の果物では、りんごやみかんもおすすめです
簡単に、ふりかけは「ゆかり」でもいいです😄
きゅうりのキューちゃん買ってきてもいい😄
いつもお伝えしていますが
「コレを食べたら大丈夫」と思い込まず
いろんなものをバランスよく召し上がるといいですよ
ときには自分を甘やかすことも大切です
コロナや外出自粛でストレスも溜まりやすい時期です
食べることを楽しんでくださいね
難しく考えず、軽やかに〜
体操・運動
「肝」の気が怒りで上に燃え上がっています
「気」の偏りは、体調に変化をもたらすと考えられます
そのため、偏りなく、順調に動かすことが大切です
運動習慣がない方や、突然の自粛生活に入られた方
「何をすればいいの?」となってしまいますね
イチオシは、お散歩です
「は???」と思われましたか?
でもね、お散歩って本当にいいんです
真面目に「ウォーキング」ではありません😅
ゆるゆると、空を見上げて、雲の形を見たり
木々の先に新芽を見たり🌿
渡り鳥の元気な声を聞いたり
砂利道、コンクリート、階段…
歩いたり、立ち止まったり、速歩きしたり
「なにそれ」と思われるかもしれません
何をしているか、というと
「気が散る」という言葉をご存知だと思います
そうです!気をちらしているんです。わざと。
お散歩をすることで
いろんな気の偏りを調整することができます
もう一つは、「背伸び」です
深呼吸しながら気持ちよく、背伸びします
「肝」は、のびやかな性質をもっています
だからこそ、伸びをして満足させてあげます
まとめ
日常的にできる簡単なことで身体は整います
お散歩、食べ物、マッサージなどなど…
いろんなことに「怒り」を感じることは自然なことです
でも、その「怒り」で身体を壊してしまっては
なんか負けた気がしませんか(笑笑)
腹の立つことは、「私の貴重な人生」に
影響を与えたり、壊したりする力を持たないのです
大切なのは「私」
しっかり守っていきましょう〜