新型コロナ感染拡大第6波を受けて、自主休校を考えておられる方へ
少し早めに自主休校を始めたものとして
少しでも心が軽くなるための
マインドセットなどをお伝えしようと思います
もくじ
自主休校で安心感は上がるが楽ではない
身近な人からの無理解やクソバイスが辛い
家族の中で意見が一致していることは稀です
SNSを通じて出会った自主休校されている人の多くが
ごく初期で落ち込むのはここです
夫の無理解、実家、義実家からのクソバイスなどです
「いつまで休ませる気だ」
「そんなことをしていたら、いじめられる」
「だめな子になる」
などなど、いろんなパターンがあります
でも、根っこは同じ
「子どもは学校に行くもの。コレまでも、これからも、それが普通」
ということです
今現在、世界で起きていることは「普通」ではありません
この普通じゃない状況に「普通」で対応するのは無理です
二人の子どもを育てていて思うのは、
元気できてくれることが最優先
ということです。
私には、これ以上の優先事項がありません
二人を生んだときに思ったことがあります
何があっても守ろう
私だけはこの子達の味方でいよう
ということです。
なので、いろいろ辛い言葉をかけられることがあって
泣いたり、怒ったりすることはありますが
最終的には「はいはい、そうですね〜(棒読み)」
で乗り越えようと思っています
イマイチなことを言ってくる人も
一応「子どものためを思って」言っているので
敵対する必要はありません
スルーですスルー!!(これができそうでできない)
学校からのフォローは基本ない(少ない)
タブレット端末が配られている学校
配られていない学校
設備が整っていない学校
オンライン授業などする気がない学校
いろいろありますが、
文科省の姿勢が「登校一択主義」なので
遅々として進みません
うちの学校の場合は、
週に数回のオンライン授業中継
週末にまとめてプリントと宿題を届けてもらう
こんな感じです
わからないことがあれば、その都度質問することも可能です
担任の先生はできる範囲で
できることを精一杯してくれていると思っています
コレが限界なんだろうな〜と感じています
どんなふうに勉強をフォローしてるかは
また、次回の記事にしたいと思います
子どもたちとの関係性を再構築
今までは、子どもたちは学校へ行き
親は、仕事か家で家事をするスタイル
しかし、自主休校になると一変します
なんと!みんな家にいるんです!
親は、子どもたちの行動が全部見えてしまいます
見なくていいものまで見えます
子どもたちも親の行動を見ています
「お互い様」ですね
なので、ゆるく存在することが大切になります
ゲームもします。youtubeも見ちゃいます
さじ加減はご家庭により違いますが
お家で楽しく過ごすために「ゆるさ」は大切になります
ときには「GAME DAY」を設定して子どもたちと一緒に遊ぶのもいいですよ
あと、生活リズムとご飯についてですが
これもゆるめで(笑)
ルールを一方的に押し付けるのではなく
子どもたちと一緒に作ってみてもいいかもしれません
できなくっても責めるんじゃなく、一緒に微調整します
スケジュール管理や時間管理など、学校ではできない学びが
できるかもしれませんね
食事は外食はできませんが、
テイクアウトを利用するのもアリです
すべて手作りとか、身体にいいものとか
ハードルをあげすぎないことは大切です
我が家の「おうち給食」は、ゆるいです
サンドイッチ大会
おにぎり大会
ピザ大会
「大会」とつけるだけで、何故か盛り上がります
材料だけは準備して、トッピングなど
できるところは子どもたちにしてもらいます
勉強も生活も食事も全部全部を頑張ると
本当に辛いです。
せっかく子どもたちと過ごすんだから
辛い毎日よりは、楽しい毎日のほうがいいに決まってます
「楽」ではありませんが、「楽しく」過ごすことはできます
自分時間を確保する
在宅勤務をしたり、家事をしたり、子どもたちのお世話をしたり
とにかく多忙になります
集中して何かをすることが難しくなるかもしれません
新生児を育てているわけでもないのに
晩御飯の片付けが終わる頃に、ふと
「今日一日、何をやってたんだろう」と
もやもやしたり、悲しくなることもあります
あなたは一日、子どもたちを守り切りました
あなたは一日、かけがえのない大切な時間を過ごしました
あなたは一日、学校に登校している子どもたちのリスクをさげました
これは本当にすごいことです
こんなにすごいことをしていても、
自分時間を確保できないと、
自主休校という長丁場をのりこえるのは大変です
自分自身にイライラしたり
子どもたちにイライラしたりしてしまいます
子どもたちが寝た後や
子どもたちが起きてくる前
子どもたちが遊びに熱中している間
安全確保ができているなら
自分時間を満喫しましょう
好きな本を読んでもいい
好きな音楽を聞いてもいい
お勉強してもいい
身体を動かしてもいい
瞑想やヨガもいいですね
とにかく、「私のため」だけに使える時間を
5分でも、10分でも
本当は数時間くらい、確保できると
子どもたちと過ごす時間も充実して
心にも余裕が出てきます
自分の心と身体を大切にケアできる時間がとれないと
子どもたちとの時間も疲れきっていたり
イライラして過ごしてしまうかもしれません
時々は、不調もあります、イライラもあります
休憩時間を作ったり
昼寝をして身体をリセットしたり
いろいろ試しながら、自分時間を確保してみてくださいね
最優先事項を何度も確認する
コロナがどのくらい続くのか、わかりません
一人ひとり家族構成が違うし
年齢や健康状態も違う
ライフステージも違う
お仕事の状況も違うし
子どもの年齢や受験生かどうかなども違う
なので、「私にとって何が大切なのか」を
時々確認することをおすすめします
1ヶ月前と今とは違うかもしれないし、
一年後の優先事項も違って当たり前です
臨機応変に微調整しながら、方針を決めたり変えたりします
「何が大切なのか、わかりにくい」という人におすすめの方法は
「もし、〇〇がなくなったら…」という問いを自分にしてみることです
たとえば
自分が隔離されることになったら・・・
子どもが隔離されたら・・・
治ったけど以前のように元気じゃなくなったら・・・
(後遺症の心配もありそうですから)
誰かと比べたり、遠慮したりすることはありませんよ
大切なのは、あなたにとっての最優先事項です
そして、時々確認しておかないと、誰でも揺らぐものです
揺らいでもいいんです。揺らいだら、そのたびに確認するだけです
忘れてしまいそうな人は、手帳やカレンダー、スマホのメモなどに
思いを記録しておくこともオススメです
辛いときには助けを求めること!
生き抜くためには、時として助けをかりることも大切です
心が辛くなったとき
身体が辛くなったとき
経済的に辛くなったとき
いつでも助けを求めていいんです
生き抜くために自主休校を選択したのに
詰んでしまっては、乗り越えていけません
「自己責任だ」とか「自分で選んだ道だ」とか
呪いの言葉で心を縛り付けないでくださいね
行政に向かって、学校に向かって
軽やかに大きな声で「助けてー!!」って叫んでください
私達は、子どものときから「頑張れ!頑張れ!」と言われてきました
そして、そのように生きてきた
でも、もうよく頑張った。今も頑張りすぎているくらいです
これ以上どうしろと?くらいの気持ちでちょうどいい
つらい気持ち、悲しい気持ち、苦しい気持ちを
吐き出してもいいんですよ〜
まとめ
大切なことは、
「固執しない」ことです
いろいろあります。日常って大変!!
一貫性がなくてもいい
ブレてもいいし、揺れてもいい
自主休校が難しいなら、午前だけ、午後だけとか
登校することがあってもいい
一人になる時間、自分時間の確保も大切な課題です
困ったら、助けを求めてください
あなたと子どもたちの心と身体の健康が守られますように
大好きな鍼灸のお仕事を休むのは辛いし
患者さんにもご迷惑をおかけしております
でも、誰かの心と身体が軽くなるできるのは
鍼灸だけじゃないですからね
これからも、発信を通してお役に立てればと思います
最後までお読みいただきありがとうございました