前回は、「おすすめの食材を提案しないわけ」でした
今回は、「食事法」についてです
前回の投稿に興味を持っていただいた方には
お察しいただけるかもしれませんね
もくじ
結論!食事は楽しく!美味しく!いただきます
前回もお伝えしましたが、
食事は、食材でもなければ、食事法でもありません
栄養や身体への影響は無視できませんが
心から「美味しい」と感じられることの喜び
これにまさるものはありませんからね
世の中に数多ある「食事法」について考えます
マクロビ
玄米菜食
ベジタリアン
〇〇食事療法
〇〇ダイエット食事法
など、あげればきりがないくらいに
たくさんの食事法があります
でもね、あんまりおすすめしません
ひとつのことに「こだわる」「執着する心」を
育ててしまうのなら、おすすめできないということです
いつも自由な心で、あなたらしく、楽しい食事ができる
これが一番だと思います
長く生きていると、いろんな方と出会います
人生の途中で、身体に合うものがガラッと変わることがあります
激変です
これまでの食習慣や好き嫌い、アレルギーなどの体質までも
ガラッと激変することがあります
その時、ストイックに一つの「食事法」にしがみついてしまうと
大変なことになります
そういう意味で、こだわらないほうがいいということです
食事に限らず、
「自分の外側にある価値観」に合わせて生きるのはしんどい
「自分の内側の声」を聞いてみることが大切です
そう言われても、「自分の内側の声」が何かわからない…
という人は、いろんな食事法を試してみるといいと思います
すると、解ってきます
「合う」とか「合わない」とか
「好き」とか「きらい」とか
「養生食」を考える
東洋医学では、「養生」という観点から食事を考えます
『あなたの薬は食事です
食事こそがあなたの健康です』
というのがメインの考え方です
ここで言う健康とは、「心と身体」トータルで考えています
これもまた、食材や食事法にこだわらずとも良いと
私は考えています
先人の知恵として、食材の持つ性質や
心と身体に与える影響、季節にふさわしい食事
ライフサイクルにふさわしい食事
みたいな指針はあります
頭の片隅においておいても損はないと思います
しかし、これも「人による」です
合う合わない、好き嫌い、体質もありますからね
「究極の養生食」みたいなものは、ない!のです
あえて、あるとすれば、
風邪をひいて辛いとき
子どものときから食べ慣れた「おかゆ」とか、
心が疲れてしまったときに、
大好きだった「卵焼き」とか、
あなたの命を支えてくれるもの
あなたを元気付けてくれるもの
それこそが「養生食」なのかもしれません
食材でも食事法でもなく
あなたの命を強くする食事
あなたの命が喜ぶ食事
それがほんとうの意味での「養生食」ですね
まとめ
「自分の内側の声」を聞いてみましょう
あなたの命を喜ばせる食事は何か、
いろんな方法を試してみましょう
大丈夫です。
あなたの心と身体は、あなたが思っているより
ずっとかしこい
頭でいろいろこね回さず、
心と身体に聞いてみましょう
いかがでしたか?
食材や食事法との向き合い方、距離のとり方がわかれば
あとは、実践あるのみですね
楽しんでみてください