日々の暮らし

おすすめの食材を提案しないわけ

もくじ

広告などによる提案について感じる疑問

あなたも一度や二度は見たことがあるはずです

そして、実際に試した人もいると思います

テレビやラジオ、ネット広告

電車の中、街中にあふれる広告を

「〇〇は身体に良い」

「〇〇を食べると△△の病気にならない」

「〇〇を食べるとやせる」

などなど…

テレビ番組で取り上げられた食材

インフルエンサーがすすめた食材は

翌日、スーパーから姿を消します

買い占められたり、転売されたり…

人々の不安を煽る商法は、感心しませんね

そして、だいたいがいつの間にか忘れ去られます

その程度のことだということです

食材ではなく、食事との向き合い方

1つの食材に、どれほどの効果があるでしょう?

疑問です

それよりも、食事との向き合い方

食事についての考え方

食事に対して、自分のあり方

みたいなところが大切だと思っています

好き嫌いや、好みもあるし

アレルギーだってあります

「私にあった食事」は、人の数だけあっていい

親子でさえも全く違ってていいんです

一度たちどまって考えてみる

誰かに食事を提供してもらっていても

一度は考えてみてほしい

「私は、これを食べたいのか?」

「私は、何を食べたいのか?」

どんな種類のものか?

植物性のもの?動物性のもの?穀物?

温度は?温かいもの?冷たいもの?

味は?濃いもの?薄いもの?どんな味が好き?

頭が欲しているものは?

身体がほっしているものは?

目の前にあるから食べる

お腹が減ってるから、何でもいい

ではなく

食事≠食材

「食事」の意味は、

どこで、だれと、何を、どのくらい

どんな環境や雰囲気でいただくか

どんな文化で、どんな習慣で、どんな背景を持っているか

まで含まれます

必要な量を与えられて、貪るのは

「エサ」です(過激ですね。ごめんなさい)

「食事」には、養生の意味もありますが

もっというなら、「喜び」であってほしい

豪華でなくてもいいし

高価でなくてもいいし

常に効果的である必要もない。

その食事をとることで、

私が幸せだったり

一緒にいる人が幸せだったりすることが

本当に大切なんだと思います

そして、一緒に食事を取れることに感謝したり

食事を作ってくれた人

提供してくれた人

食材に感謝できたら、最高ですね

美味しさを味わいつくす

子どもたちがまだ小さい頃、

目玉焼きを作ってあげました

すると

「なんで卵はこんなに美味しいんだろうね〜」

としみじみ言ったことがあります

これは、卵が好きということもありますが

本当の意味で、出された食事の美味しさを味わっていたのではないかな?

と今でも思い返します。

こういう素朴な喜びは、忘れがちですね

食材に効果を求めて飛びつくのではなく

今、目の前にある食事を

感謝して味わう…

お茶一杯

ご飯一膳

卵一個でも

美味しさを味わい尽くせているでしょうか?

そんなことを、頭の片隅に置いていただいて

今日も美味しい食事をいただいてくださいね

「いただきます」

「ごちそうさま」

昔から伝わる「礼」を大切にしながら

たのしんでくださいね

今回は「おすすめの食材を提案しないわけ」について

私の思いをお伝えしました。

いろんな考え方があっていいと思います

次回は、「おすすめの食事法を提案しないわけ」について

お伝えしようと思います

興味を持っていただけた方は、

次回もお楽しみに