これまでの記事をふりかえると、
なんど『食養生』について書いたでしょうか…
多分、今後も『食養生』について書き続けると思います
なぜか…
ただの食いしん坊か???
半分正解で、半分不正解です
私が食いしん坊なのは、アタリです
でも、それだけではありません
もくじ
東洋医学における『食養生』
東洋医学の病気へのアプローチには
上品、中品、下品
という分類があります
上品は
生命を養う養生になる
身体に優しい効果があり
長期間行っても害にならない
中品は
予防効果や身体を強くする効果がある
使い方や長期連用には注意が必要
下品は
病気を治すために効果がある
しかし、毒になることもある
食養生はこの内、「上品」に分類されます
他にも、生活習慣の見直しや
冷やさない毎日を工夫することも
「上品」になると思います
「下品」のイメージとしては
病気になってから、痛みが出てから
キツめの治療
といったところでしょうか
痛いとき、病気のときに
さらに辛い治療をするのは
本当に大変なことです
心も身体も嵐の只中に置かれるようなものです
それを支える方々も、本当に大変だと思います
で、あれば、
病気にならないほうがいいよね?
痛みが出ないほうがいいよね?
ということになります。
しかしながら、人間ですから
生きていれば、怪我もしますし
病気になることもあります
怪我も、病気もない人生を送るのは
難しいことですね
じゃあどうするのか?
病気にもなるかもしれない
怪我もすることもあるだろう。でも…
少ないほうがいいよね
ダメージも小さい方がいいよね
できるだけ治りが早いほうがいいよね
このためにできることが、
命を強くしておくこと
すなわち「上品」であり「養生」なんですね
##なにゆえ「養生」をすすめるのか?##
鍼もいいですよ
お灸もいいですよ
でも、何より効果があるのは
『養生』なんです
痛みが出てから、不調が出てからの
鍼灸は、その時には効果が出ます。確かに。
でも、そうじゃなく
日々の生活の中で
食事に気をつけていただく
生活習慣を見直していただく
『養生』をとりいれて、
疲れたら休む、
息抜きをする
こういうことが、一番効果があります
『養生』を毎日毎日取り入れていただくことで
病院や鍼灸院へ行かなくてもすむし
元気に人生を謳歌できます
元気ハツラツになれば
楽しいことに心と身体を使うことができます
小さいことは、意味ない気がしてできない?
冷たいものは飲食しない。とか
冷える前に靴下を履くようにする。とか
食事の内容に気をつける。とか
日々日々の、小さなことって
小さすぎて意味がない
本当に効果あるの?
って時々言われます
答えは。。。
あります!!!
一度、想像してみてください
難しい状況に立たされたとき
人生の困難に直面したとき
睡眠時間が足りていなかったら…
冷えてお腹に力が入らなかったら…
どうですか?
のりこえられますか?
ちょっと難しいとは思いませんか?
とんでもない胆力の持ち主だったり
とんでもない論理的な思考の持ち主だったり
とんでもなく生まれつき丈夫だったり
そういう人は、もしかしたら大丈夫なのかもしれません
しかしながら、私もあなたもたぶん
「ふつ~」の「ぼんじん」です
であれば、大丈夫ではなさそうです
これは大変!!備えなければ!!
というわけで「養生」のおすすめとなります
おすすめ養生のまとめ
養生の必要性についてはご理解いただけたと思います
ここからは、おすすめの養生です
1.「食養生」
直接、私達の命を左右します
少し食べすぎても、調整が聞きますよ
2.瞑想
瞑想は、心と体を整えていきます
心がざわざわしていては、養生を見失います
誰しも経験があると思います
忙しすぎるとき、食事がいいかげんになる
ストレスが溜まって、食べすぎる…などなど
心を静かに、透明にする時間を意識的に持つことで
自分に本当に必要なものがクリアになります
そのための瞑想です
3.適度な運動
身体を動かすことで、全身の血流がよくなります
「気」も動くと言われています
4.睡眠
睡眠時間を確保することは大切です
夜まとめて眠れなかったときには、
昼間に少し睡眠をとることも必要です
5.健康法を取り入れる
ここは、「是非、鍼灸を!」とおすすめしたいところです
お抱え鍼灸師をつくってもらい、
養生についてときどき相談してみてください
もちろん、鍼灸以外でもアリです
乾布摩擦大好き!でもいいし
ヨガ大好き!もいいですね
とにかく、あなたにあった「お気に入り」を続けてください
以上、いかがでしたか?
食養生についてたくさんの記事をこれからも
書いていくと思います
でも、おすすめの食材は?なんて記事は書きません
その理由は、次回の記事でお伝えしますね
楽しみにしていてくださいね